10/07/2014

SF GO! GO! ギャラクシー!! 序章1 希望1-5

img_20140913-060619.gif GO! GO! ギャラクシー!!






序章1 希望1-5

Angeliraは自宅玄関を開けて、ロビーに入った。
そして彼女は瞬時に驚いた。
白い煙でもうもうと曇っている自宅ロビーで・・火のついている・・燃えたピアノ??を・・椅子の上に立って??誰かが弾いているのだ!!・・怒号のような歌声とともに・・・・

 
こここれは??何なのよおーーーー!!

「・・私は生まれたー・・他の道などなーい・・私の生きーる道・・今を生きろー・・自分の人生を愛しなさーい・・今日の自分を愛しなさーい・・何も間違っていなーい・・私は生まれたー・・」

『・・・ママ・・な・・の・・?・・』

Angeliraの目の前で・・燃えたピアノを弾きながら歌い狂っている人間??は、HEBEREKE国広しといえど自分の母でしかあり得ないとAngeliraは、確信した。

「ママ・・ママ・・ママ・・」

「・・今を生きろー・・他の道などなーい・・今日の自分を愛しなさーい・・just be a queen!!・・」

「ママ・・ママ・・ママ・・Ready GOGO!!
JA~~~~~~~~~N!!

「・・あーーら・・えーと・・お顔がよく見えないけど・・Angeliraちゃんなの~~?
あらやだ~~!おかえりなさーーい!いつ見てもあなたは 

Very♪ Very♪ beautiful♪ 私の自慢のお姫様~~♪

「ママ!何してるのよおーーー!!もおおおお~~どこもかしこもめちゃくちゃじゃない!!」
JA~~~~~~~~~N!!
「Angeliraちゃ~~ん・・そんな怖い顔してママを怒らないで~~・・ママ・・
こまっちゃう~~~!!」
「・・・ママ・・・」

 
Ready GOGO 
atsugi simokawairi地下都市 コンサートにて

GALAXYpedia :
[Ready GOGO]
HEBEREKE国 国王Robert up三世 の愛人であり、HEBEREKE国皇太子 Tomc Ruise の実母。Angeliraの実の母親。
幼少の頃からmusic artist として頭角を現し、Songwriting arranger singer dance Produce etc…全てにおいて才能が抜きん出ており、現在まで常に音楽業界の第一線で活躍し続けるスーパースターである。
現在までの彼女の作詞作曲した数百万の全楽曲は、全世界の有名artistsによって好んでカバーされている。
年に数回のコンサートツアーで、数百人のスタッフと世界を回っている。
彼女のコンサートはファンサービスを主体として、パワフルでファッショナブル、ユーモアに富んでおりファンサービスのため客席を全速力で駆け回るパフォーマンスでは転んでも歌い続け、ファンの人々の歓喜の涙を誘った。
彼女は全世界に幅広いファン層を持ち、老若男女を問わず全ての人々に指示されている。それはHEBERKE国陣営に留まらず、敵対するRUKADERI陣営の人々にも絶大なる指示を得ていた。

Angeliraは、いつもながらの母の常人を逸脱した奇抜な行動を目の当たりにして・・結局自分だけがHEBEREKE国 国王Robert up三世の愛人の子供という・・世を忍んだ修道女のような生活をしているんだ・・という心のギャップを埋められずについ怒りのあまり大きな声で母に向かって怒鳴っていた。

「・・ママ・・何やってるの?・・」
「Angeliraちゃ~~ん!そんなに怒った顔しないの!!お顔の皺が増えますわよ!」

Angeliraはいつもながらの母のおチャラけた言葉に気が動転して、疲れと脱力感も相まって我を忘れた。

「ジャカアシイ!!オノレェー!何やっとんのかさっさとユーたらんかーい!!」
「きゃ~~~!!スンゴクAngeliraちゃんお下品ですわよ~~Angeliraちゃ~~ん!!」
「・・・・・・・」

この時に関わらず、いつも母と子の会話はこの様に永久に噛み合わず、最後にはAngeliraが根負けしてへりくだるのだった。

「・・お母様・・何をして・・いらっしゃる・・の・・ですか・・!!」
「Angeliraちゃん・・可愛い~~~!Angeliraちゃ~~~~ん!!」

Ready GOGOは、感極まって椅子から飛び降りAngeliraのところまでダッシュした。
Angeliraには、その母の姿があたかもアフリカのサバンナで獲物を追う地上最速の肉食獣チーターの様に見えた。
「きゃあ~~!ママーー!!頼むからこちらに来ないで~~!!私を食べないでええーーー!!」
「Angeliraちゃ~~~~ん!!好きよおお~~~~!!」
「きゃああああああああ~~~~!!」

その日はAngeliraにとっていろいろありすぎた日であった。
後夜祭のフォークダンスで前列の男子学生を思いっきり蹴ってしまった・・皆の前で咄嗟に武田鉄矢風に謝ってしまった・・皆に笑われて恥ずかしさのあまり逃げ出した・・後を追ってきたのは吹部の友達Jennyの彼氏Pitter・・彼の素敵な笑顔と優しい視線・・一挙に一目ぼれして恋に落ちてしまったAngelira・・そして自分の信念によってPitterを断念する決心をした矢先の母の・・母の・・・・・。
Angeliraは・・・気絶した・・・。

 
Super star music artist
Ready GOGO


*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。







10/03/2014

SF GO! GO! ギャラクシー!! 序章1 希望1-4

img_20140913-060619.gif GO! GO! ギャラクシー!!







序章1 希望1-4

AngeliraがAtsugi simokawairi大学東側の住宅区域に延びる通路の門扉を開けて、地下都市でも

生育できるように品種改良された様々な草木が生える雑木林の小道を登っていくと、眼下には

HEBEREKEの街並みとatsugi simokawairi大学、その隣のatsugi simokawairi大学男子学生寮が地

下都市の間接照明に照らされ綺麗に輝いていた。



Atsugi simokawairi大学東側の住宅区域から見下ろす

間接照明に照らされた

atsugi simokawairi地下都市


「….Pitter…….」..fuu….

Angeliraはpitterの住む学生寮を見下ろしながらpitterの名前を呟いてため息を一つついた。

『無理よねえ・・やっぱり・・、こんな事・・Jennyはどうなるのよ!吹部はどうなるの?

友達の彼氏を横取りなんて・・それは私の生き方に反するわ!』

ウウウウウ~~~~~~~ウウウウウ~~~~~~~

その時、atsugi simokawairi地下都市の地表上空をRUKADERI陣営の空爆機が通過する事を報せ

る空襲警報が鳴り響いた。

atsugi simokawairiは、地表から10km程の地下に造成された地下都市でHEBEREKE陣営最大の

HEBEREKE国の首都になっていた。

ごく普通の風景を装った地表には最新鋭のステルス性防護バリアが幾層にも設置されており、敵

機が近づいても発見されることはなかった。そして地下都市自体が防護バリアに囲まれた宇宙ス

テーションの様な一つの密閉された球体になっていて、もし発見され爆撃されても、360°全ての方

向からの攻撃に耐えうる難攻不落の構造になっていた。


地表から10km程のAtsugi simokawairi地下都市

幾層ものステルス性防護バリアで護られている


昔、HEBEREKEはRUKADERI陣営のALUBARAからいわれのない報復攻撃を受け、HEBEREKEの

首都Tokioへ核弾頭付ICBMを打ち込まれた。首都Tokioは壊滅し、Tokioからatsugi simokawairiに

遷都した苦い経験から、atsugi simokawairi地下都市は、もし仮に地球が破壊されてもそのまま宇

宙で生活できる宇宙ステーション型の都市になるように設計されていた。

Angeliraは突然鳴り響く空襲警報に驚き、小道沿いのベンチに身を隠した。

今の時代は何が安全なのかわからない。

敵陣営の科学技術がこちらを上回れば、政府が声高に宣伝している難攻不落のこの地下都市と

いえどもひとたまりもないだろう。

HEBEREKE国の民衆は全て、『自分の身は自分で守るように』と、代々親から子へ、子から孫へ言

い伝えられてきた。

空襲警報が数分鳴り響いた後、止まり・・・眼下の町は、またいつもの様に落ち着いた雰囲気に戻

ってきた。

Angeliraは、戦争地域に住む人達特有の解消されない不安と、Pitterとの成就できないであろう愛

を想定して、口惜しさのあまり涙が両目から溢れ出てきた。

ベンチで一人座って泣いた後、Angeliraは決心した。

『私はPitterとはもう会わない・・会っても無視しよう・・そうだ!・・どうせPitterは私のことをそんな風

に思っていないだろうし、多分そうよ!たまたまお祭りで気持ちが盛り上がっていただけで、もう・・

私の事なんて忘れているわ・・きっとそうよ!・・・』


「ははははははははは・・・・・・・・・」


Angeliraは止めどなく流れる涙を拭わず、上を向いて間接照明の灯りをぼんやり見ながら暫く笑っ

てみた。


Fuuuuu~~~~!


何となく気持ちが楽になったAngeliraは自宅玄関までとぼとぼ歩いていった。

Angeliraが玄関に到着し、ドアに手をかけると何か焦げ臭い嫌な匂いが室内から漏れてきた。

『何!!この匂い!!』

Angeliraが勇気を振り絞ってドアを開けた途端、もうもうとした煙と怒号のような歌声が彼女を直撃

した。


Angeliraは驚きの悲鳴をあげた!!


「KYaaaAAAAA~~~~~~~~~~~~~!!!!!  Ohhhh! Maleficent!!」




*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。


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9/27/2014

SF GO! GO! ギャラクシー!! 序章1 希望1-3

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序章1 希望1-3

Angeliraは、悩んでいた。
彼女はPitterに恋心を抱いてしまったのだ。
しかしPitterは現在、Angeliraと同じ吹奏楽部所属の同級生Jennyの恋人である。
Angelira自身はサッカー部のイケメンフォワードBobyと別れたばかりだった。

校内でのAngeliraは大人しく恥かしがりやで目立たない存在だったが、実際には純粋に愛を追及する一面も持っており、多くの男子学生とつきあっては裏切られ・・そして裏切り・・幾数回もの出会いと別れを繰り返していた。

「どうしよう・・・」
Jennyは吹奏楽部のトランペットパートでAngeliraはサックスパートである。パートは違うが合同練習では毎日のようにお互い顔を合わせて談笑している。
「やっぱり・・気まずいなあー~~~・・・」

Hyu~~~papapapa~~~n・・・Hyu~~~papapapa~~~n

「国王万歳!!国王万歳!!国王万歳!!・・・・・」



HEBEREKE国
国王Robert up三世の奇跡の攻撃


「ふ~~・・また国王の街頭TV戦勝報道かあ~~・・・ウザイ!!」
この頃、国威発動と民意掌握のため、各地下都市では閉鎖された空間のいたる所で、政府主導による戦争結果の報道をon time 放送されていた。物心つく前から、TVやインターネットでRUKADERI陣営との戦争報道と相まって頻繁に出演して圧倒的な奇跡の攻撃を行う、殆ど全てのHEBEREKE陣営の民衆から信頼されている英雄を見るたびに、Angeliraは悲しく悔しい気持ちに陥っていた。
「不倫や略奪愛は、誰も幸せになれない!・・・」

実はAngeliraは、HEBEREKE国の英雄 国王Robert up三世とその愛人である母との間にできた隠し子であった。
しかし、彼女は現在まで父親である国王とはまだ一度も直に会ったことがなかった。
母子二人は、国王とその王室筋から内々に援助を受けていたが、日陰者として細々とAtsugi simokawairi地下都市で暮らしていた。

HEBEREKE国の英雄 国王Robert up三世は稀代の特異体質の持ち主であった。
戦況が不利になると、彼は放射能防護戦闘服を着ず、黄色い衣を素肌に羽織って単身紛争地域の最前線に赴き、手のひらを相手陣営にかざして白色の光を発した。すると不思議なことに敵の兵士たちは皆、戦意を喪失して武器を放棄するのだった。

この頃、細菌や放射能によって汚染された地上での戦闘に適応させるため、両陣営は100%android or 99%android兵士を紛争地域に送り込んでいた。
国王はandroid兵士ではなく生身100%の人間で、当時の発達した科学分析技術をもってしても国王の特異体質や白色の光成分は十分に解明されなかった。

ただ白色光の成分が被験者のある一定の思考伝達回路に働き、国王の意思に従属させる別の回路を形成させるように作用することは解明されていた。
つまり彼は「超能力者」という位置づけであった。
敵対するRUKADERI陣営の兵士からは、「無血の悪魔」と呼ばれて恐れられた。

国王Robert up三世の血を引くAngeliraは恋多き女性であったが、男女交際には彼女自身が自分のモラルを持っており、交際する相手の条件として自分で線引きをしていた。
そして、彼女はその一線を越えることは今まで一度も無かった。
それは愛人としての道を選んだ母と、その母を愛し・・そして捨てた、実父Robert up三世 国王 へのAngeliraの無言の抵抗でもあった。

そのAngeliraが、事もあろうに同じ吹部の友人の彼氏にモノホンの恋をしてしまったのだ。
「うわああ~~落ち込むわあああ~~~~・・・」

Angeliraは、後夜祭の心地良い余韻とPitterの優しい笑い顔、自分に向けられた彼の魅力的な視線を思い出しながら・・・同じ吹部の友人であるJennyや自分の理性に対しての気まずく憂鬱な気持ちと、それを上回る程のpitterとの愛の予感に体を震わせて・・・いつの間にかAtsugi simokawairi大学東側の住宅区域にある、母の待つ自宅に到着していた。



HEBEREKE国

国王Robert up三世


*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。


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9/24/2014

SF GO! GO! ギャラクシー!! 序章1 希望1-2

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序章1 希望1-2


HEBEREKE国立atsugi simokawairi大学の学園祭で、PitterはAngeliraに恋心を抱いてしまった。

お尻を思いっきり蹴られた瞬間は、ビックリするやら怒れるやらで・・痛さのあまり両目から火が出たかのような感覚にとらわれながら振り向いたらAngeliraが真っ赤な顔で謝っていた。

『かかか可愛いいいいい・・・!』

と思った・・・と、その時Angeliraが突然その場から駆け出して行った。

Pitterは、反射的にAngeliraを追いかけていた。

そして、噛み合わない会話・・その後の充実感・・、

Angeliraと打ち解けてまたフォークダンスの踊りの輪に二人並んで入り、

時間を忘れて踊り明かしていた。

後夜祭が終わり、祭りの興奮冷めやらぬ中、

Angeliraと何となく別れてしまって・・

Pitterは大学の寮に戻ってきた。

『しししまった~~!Angeliraのline聞くの忘れたーー!』

Pitterは、失意のうちに寮のドアを力なく開け、

薄暗い共用通路を抜けて1Fの一番奥にある

自分の部屋に入った。

「やあ!Pitter!! お帰り!!」



Shuuu^^^shuuu---shuuuu~~~




















ぱうわあああああ~~~~~~!!!

「せせせ先輩!! 何やってんですかあ~~!」

「I’ll be back!!」

「って・・やめてくださいよお~~!いっつも裸だしぃ!!服着てくださいよお!!」

「人間とは不思議な動物だ・・」

「・・・・・」

Pitterの部屋にはルームシェアしている硬式テニス部の先輩がいる。

彼の名前はshuwa先輩。

atsugi simokawairi大学では、超変人で有名だが、誰も彼の素性は知らない。

Pitterは、この大学に入学してすぐこの学生寮に入り、この部屋でshuwa先輩に出会った。

shuwa先輩はカッコ良くってスポーツ万能で超優等生なのだが、

5感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)が優れ過ぎており

どこか人間離れしている。

言動も何がどうとかいうのではなく、どこか変なのだ。

常に理性的で礼儀正しく控えめなのだが、やることが常軌を逸している。

Pitterは当初、shuwa先輩は最新式のアンドロイドなのだろうかと思って疑っていたが、

4月に実施された徴兵に伴う校内一斉身体検査の結果、

彼は生身99%以上部門で優勝している。

ちなみにPitterは虫歯のため右奥歯上下を一本ずつインプラント治療しているので、

生身95%部門で12位であった。

「Pitter、何かあったのか?」

「・・・!先輩はお見通し・・ってか、パンツぐらい履いてください!」

「人間とは不思議な動物だ・・」

「・・・実は・・・」

Pitterは後夜祭のできごとを包み隠さず全てshuwa先輩に話した。


「君は今交際しているJennyとはどうするつもりだ・・別れるのか?」

「彼女とは生き方についてギャップを感じている。

今でも彼女を愛しているし良い友人だと思っている。

彼女も同じ考えだ。でも・・・」


「・・・君の考えは理解できた・・男女の相性は理論では解決できない・・・。

Lineをつきとめることは可能だが、本人にもう一度会って二人で

フルフルしたほうが良いのではないだろうか・・!!!」

「先輩・・ありがとうございます!僕・・やってみます!!って・・先輩どこ?」


Shuuu^^^shuuu---shuuuu~~~


Shuwa先輩は、Pitterの前から忽然と消滅していた。


Shuwa先輩

















*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。


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9/17/2014

SF GO! GO! ギャラクシー!! 序章1 希望1

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序章1 希望1

全ての生きた検体たちは、汚染された地上に出されてすぐ死亡した。
そして地球上は、放射能や細菌で汚染された「GO!GO!ギャラクシー!!遺伝子」が覆い尽くした。

前紀地球暦2300年、多くの尊い犠牲者を出したこのproject
一つの世界的研究結果が出された。

    GO!GO!ギャラクシー!!遺伝子」に適合できる人類は、10億人に一人の割合である

    GO!GO!ギャラクシー!!遺伝子」に適合できた人類の遺伝子のうち、人類としての高度な生活を維持できる個体に進化する確率は現時点では計測できない。

    人類として、劣悪環境に適合できる進化を期待できる個体の誕生は、施術してから最低でも数十億年間の進化過程を経過観察しなければならない

    結論として、次世代の研究結果に委ねる

結局、膨大な犠牲者と予算をつぎ込んだ活性化両生類遺伝子埋め込みによる

人類進化プログラム「GO!GO!ギャラクシー!! project

は、両陣営ともに資金援助が打ち切られ事実上終結した。

しかし、当時のHEBEREKE国大統領 Angelira Joly は




 HEBEREKE国大統領 Angelira Joly



個人的に第一総務省 事務次官 Bran Pitter に連絡を取り、


 








HEBEREKE 第一総務省 事務次官 Bran Pitter

Atsugi simokawairi 地下都市 HEBEREKE大統領官邸 ORANGE HOUSE 内大統領執務室に呼び寄せた。

Angelira Joly は、個人的に親しい Bran Pitter が執務室に入るや否や、
彼の両手を握りしめ、両目に涙を貯めて、

「私は、あなたと出会えて幸せでした。こんなことになってしまって・・・GO!GO!ギャラクシー!!遺伝子は、私達の・・いえ、人類の希望です。」

そう言って、命令書を手渡した。




AngeliraPitter
atsugi simokawairi 地下都市でのスナップ

10年前、AngeliraPitterは名門のHEBEREKE国立atsugi simokawairi大学法学部の学生で、二人は同級生だった。

Pitterは硬式テニス部に所属しており、Angeliraは吹奏楽部であった。

二人はお互いに相手の存在を認識していたが、二人には接点が無く夫々の大学生活を送っていた。

大学2年の学園祭の後夜祭に、二人は運命的に出会った。

フォークダンスのマイムマイムの時、手を叩いて足を交互に前後に振り上げた瞬間、

「痛い~~!

Angelira が前列の輪の男子学生のお尻を右足で思いっきり蹴り上げてしまったのだ。

「すすすすすスミマッシェ~~ン!」

Angeliraは突然の失態に気が動転して・・思わず武田鉄矢風の口調で謝ってしまった。

周りの学生から大爆笑を誘発してしまったAngeliraは、恥ずかしさと自分への口惜しさで
両手で顔を覆い学生達のいるフォークダンスの輪から抜けて駆け出していた。

この頃のAngeliraは大人しく恥かしがりやで目立たない存在だった。

「待てよ~~~!待ってくれ~~~!」

一人の男子学生がAngeliraをうしろから追いかけてきて彼女の右手を優しく握った。

Angeliraが驚いて振り返った。

地下都市の間接照明に照らされた顔はPitterだった。

「大丈夫?誰も君を責めていないよ。」

「・・・・・・・」

「僕のお尻も大丈夫、ほら・・・ああ!ふたつに割れちゃってる~~!」

「・・・・」

なんと、Angeliraが思いっきり蹴り上げたお尻はPitterのものであったのだ。

Angeliraは、Pitterの優しい声と顔・・オヤジギャグとのギャップに声が出なかった。

PitterはそんなAngeliraの表情を愛おしく思ったが、
硬式テニス部の仲間がフォークダンスの
輪から彼をしつこく呼んでいるのでその場を離れようとした。

「わわ私は大丈夫・・ありがとう・・ごめんなさい・・蹴っちゃって・・」

「いいんだよ!・・・どうだい、今度は僕の横で踊らないかい?よかったら・・是非!」

「・・・・うん・・」

そのことがきっかけで、二人は急速に親しくなっていった。







*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。



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