10/18/2014

SF GO! GO! ギャラクシー!! 序章1 希望1-7

img_20140913-060619.gif GO! GO! ギャラクシー!!







序章1 希望1-7


Angeliraの実兄Tomc Ruseは、Tomcが12歳になるまでReady GOGOやAngeliraと王室が提供しているこの邸宅に居住していた。
実母Ready GOGOは、コンサートツアーで常時外泊している状態だったので、幼い兄妹は王家近衛兵やお庭番達、教育係等の監視下で仲良く不自由なく育っていった。

幼い頃のAngeliraは、Tomc Ruseの生来の優しさと志の高さ、勇気、毅然とした物腰等全てを尊敬し慕っていた。また、Tomc Ruseも幼いAngeliraを可愛がった。彼は、まるで父親の様に彼女の子供の頃特有の我儘を優しく包みこんでいた。

HEBEREKE国の英雄 現国王Robert up三世は、
これまでReady GOGO以外の女性を愛人にすることはなく、

王室典範:『今生国王が愛人関係を結んだ相手が儲けた
最初の第一子を王位継承順位第一位とし王家の世継ぎとなす・・次の第二子を・・』

によりTomc Ruseが12歳になり元服すると、王室から使者が遣わされ王家の住む館 simokawairi宮殿 に召されたのだった。




Tomc Ruseは、王室から使者が遣わされ王家の住む館
simokawairi宮殿 に召された


GALAXYpedia:

[ simokawairi宮殿 ]

遷都前のsimokawairi宮殿は、HEBEREKE王朝発祥の地として崇められている聖地HEBEREKE国atsugi simokawairi地区にあった、HEBEREKE王朝 ORANGE王家の豪奢な宮殿である。

約10万坪の敷地を誇り、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館等が設置されていた。部屋数は、スイート190、来客用寝室520、スタッフ用寝室1880、事務室920、浴室780、部屋総数7750である。宮殿に勤務する人は約4500名、年間の招待客は40万人にもなったという。王族たちを補助する侍従500人は同じ宮に住み込み、その他の侍従達は王室厩舎であるRoyal Yamagiwaに寄居した。人件費は130億henであった。

宮殿正面広場には、Robert up記念碑が建立されており、その向こうではホンアツギパークとナンモーリ広場につながるウォーターストリートが、生い茂った遺伝子組み換え桜並木に沿って延びていた。

かつてまだHEBEREKE国の首都がTokioにあった時、atsugi simokawairi地区は世界有数の観光地の一つになっていた。世界的に強大で影響力のあるHEBEREKE国の王家の王朝発祥の地の宮殿を見学するため、毎日多くの旅行者や海外からの観光客で賑わっていた。

HEBEREKE国首都Tokioが壊滅し、atsugi simokawairi地区の地下への遷都が決定した時、HEBEREKE国は、国家プロジェクトとしてのsimokawairi宮殿の再建築をベースに、かつての首都Tokioを再現するべく造成を急ピッチで行った。

その結果、現在のatsugi simokawairi地下都市は、ほぼTokioの10倍の広さを有しており、simokawairi宮殿も旧宮殿の10倍の広さを誇っている。



Atsugi simokawairi地下都市にある
simokawairi宮殿

Tomc Ruse が宮殿に召されてからAngeliraは、しばらく兄とは会っていなかったが、彼女がAtsugi simokawairi大学に入ってからは2年先に入学していた兄を遠目に見かけることが多かった。
この頃になると、Tomc Ruseは国民のアイドル的存在になっていて、父親の現国王Robert up三世と同じくらいデイリーニュースに登場していた。

Angeliraは大学で何度か兄に声をかけようとしてみた。
しかしTomc Ruseには常時ボデイーガードが付いており、その回りを王族関係の学生達が取り巻いていた。

引っ込み思案のAngeliraは、ただ茫然と木陰で、彼の様子を伺う一般学生の一人にならざるを得なかった。そのことが彼女を孤独にし、心を苦しめそして縛った。

『・・私はどうせ国王の愛人の娘なのだから・・』

半年前、Tomc Ruseが大学を卒業した。
その後すぐ、彼は皇太子としての職務をこなしながら、自ら志願してHEBEREKE国宇宙艦隊大隊長として軍役に就いた。
数十年前からRUKADERI陣営との戦闘は、主戦場を地球上から宇宙へと移行していた。
地球上では無差別な兵器使用のため、細菌と放射能が蔓延し地下都市近くまで浸食していた。

しかし、地下都市は人間が居住できる地殻地下限界域まで達しており、地底でのステルスバリヤーや宇宙ステーション式密閉型都市にも限界があり、人類に地球での逃げ場はもはや無かった。

それを予測していた両陣営は、数百年前からバイオテクノロジーによる人体改造計画「GO!GO!ギャラクシー!! project」と並行して、宇宙にも活路を見い出すべくこぞって宇宙ステーションを建造してきた。
そして両陣営共、戦争の標的を地球の地下都市から宇宙ステーションへ移行し、それを護る宇宙空間での宇宙船同士の戦闘や太陽系惑星上での星奪還地上戦に突入していた。
Tomc Ruseは宇宙艦隊に所属してから暫く、比較的安全な中立国NAGOYAに配属された。
中立国NAGOYAは、元はHEBEREKE国第3の都市であった。
大昔にTokioが核兵器攻撃により壊滅した際に時の市長YamamuraはNAGOYA及びその周辺地域を統合し、地域の有力企業やHEBEREKE国の陸・空・宇宙軍NAGOYA方面隊、NAGOYA管区警察局を指揮下に治めて人民を制圧し、HEBEREKE国からの独立宣言を世界に発信し独立した。
世にいう「YAMAMURADADEYOクーデター」である。

Tomc Ruseは、NAGOYA国NEKOGAHORADOORIにあるHEBEREKE国大使館 宇宙艦隊司令部「PRINCEOFORANGE」の総司令官として作戦計画の承認作業に明け暮れていた。

彼は王位継承権第一位の王族なので、宇宙艦隊司令部総司令官と言っても実権の無い名誉職であり、彼自身の仕事自体は退屈なものであった。

赴任一か月後、Tomc Ruseは父親である 現国王Robert up三世 に激戦地域火星北半球の地上戦を志願した。

現国王Robert up三世は、子供であるTomc Ruseには普通の生活を送ることを望んだが、度重なる息子の真剣な要請に根負けして火星遠征を許諾した。




Tomc Ruseは激戦地域火星北半球に出発した




*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。